<社会人野球日本選手権:ヤマハ2-1日本生命>◇12日◇決勝◇京セラドーム大阪ヤマハ(静岡)が日本生命(大阪)を破り、9…
<社会人野球日本選手権:ヤマハ2-1日本生命>◇12日◇決勝◇京セラドーム大阪
ヤマハ(静岡)が日本生命(大阪)を破り、9年ぶり2度目の社会人野球日本選手権を制し、2大大会制覇も同じく9年ぶりに達成した。
先発・佐藤廉投手(26=共栄大)は9回11安打1失点完投で優勝投手に輝いた。
身長178センチでワインドアップ投法の左腕は先発・中継ぎで今大会5試合目で、全試合登板。準決勝は9回に抑えとして無失点に切り抜けるなど、タフな起用に応えた。
0-0の4回1死一、三塁では、6番高田幸汰内野手(24=関大)を遊ゴロに。2点リードの8回には連打で招いたピンチで4番竹村陸外野手(28=近大)から1点をかえされたが、1死一、二塁で5番山田健太内野手(25=立大)を遊併に打ち取った。
2-1の9回には連打でピンチを招いたが2死二、三塁で中津大和外野手(23=法大)が空振り三振に。バットが空を切ると、佐藤は左手で拳を掲げた。
打線は、0-0の5回1死満塁で矢幡勇人外野手(35=専大)の右前適時打で2点を先制した。
申原(のぶはら)直樹監督(46)は就任後初の2大大会優勝監督となった。