「月兎ソースカップ」(12日、江戸川) 高田明(40)=佐賀・107期・A2=が3コースから好ダッシュでまくり切って快…
「月兎ソースカップ」(12日、江戸川)
高田明(40)=佐賀・107期・A2=が3コースから好ダッシュでまくり切って快勝。3月のからつに続いて今年2回目、通算10回目の優勝を飾った。江戸川も昨年5月以来2回目の優勝。2着はインで持ちこたえた上村純一(群馬)が確保し、3着には杉山裕也(愛知)が食い込んだ。
高田は会心のフルショットだった。7勝、2着2回と圧倒的なレース内容で勝ち進んだイン上村は「Sが分からなかった。放ってしまった」と悔いを残したのに対し、高田は「失敗して6着でもいいから(まくる)心の準備ができていた。Sは全速で勘通り行けた」とコンマ09のトップS。1Mで決着をつけた。
昨年1月から江戸川戦を4連続優出で2回の優勝。「前回(の優勝)は前検からすごく出ていて何もしないでも良かった。今回は優勝戦までいろいろやって上積みさせながら来たので価値があると思う。江戸川は地元だと思えるぐらい大好きなレース場です」と胸を張る。複数回の優勝も地元・からつ(3回)以外では初めてだ。
来年1月からA1復帰も果たす。「自分は目標を立てるタイプではないが、可能性があるならSG(出場権獲得)にも挑戦したい。一走一走、集中力を高めて走りたい」と今後の活躍を誓った。