<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム最年長の広島松山竜平内野手(40)がマツダスタジアムを大きく沸かせた。第1打席…

<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム

最年長の広島松山竜平内野手(40)がマツダスタジアムを大きく沸かせた。

第1打席はカウント2-2から5球目のフォークをすくい上げ、ライト前へ。今トライアウト初安打は、最年長40歳が放った。その後の打席は三振、中安打、四球、中飛、三振、中安打、左飛。8打席に立ち、7打数3安打と猛アピールした。

早朝から本拠地には多くのファンの姿が。「アンパンマン」の愛称で親しまれた松山。ユニホーム姿やアンパンマンのぬいぐるみを手にしたファンが声援を送り続けた。最終打席には自然発生的に応援歌も響いた。松山は「多くのファンの方が集まってくれて、本当にうれしかったですし、いいところも見せられたんで、本当によかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

40歳でトライアウトに挑戦した理由について「どこかでまだやりたいんで。今年が不完全燃焼で終わったので、もうちょっと頑張ってみようかな」と明かし、「あとはもう待つだけ。良い返事がいただければ」と話した。