<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアムソフトバンク大城真乃投手(22)は「今までやってきた練習、頑張ってきて良かった…
<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム
ソフトバンク大城真乃投手(22)は「今までやってきた練習、頑張ってきて良かったと思います」と、3者連続三振の好投を振り返った。
この日の第1打席で本塁打を放った西武渡部から127キロの外角のチェンジアップで空振り三振に仕留めた。次打者の阪神鈴木も119キロの内角へのスライダーで空振り三振。
3人目でこの日、5打席目まででマルチ安打を放っている広島松山を迎えると、118キロの内角へのスライダーで3者連続三振を奪取した。
20年に育成ドラフト7位でソフトバンクに入団した22歳左腕。「戦力外通告を受けて、そこから気持ち切り替えるまで時間はかかったんですけど。NPBでまだやりたいっていう気持ちが強かった」とトライアウト参加の理由を明かす。「自分の持ち味を出すために、とりあえず思い切って腕を振った」。変化球を交えた強気な投球で、強打者相手に圧巻のピッチングを披露した。その投げっぷりにマツダスタジアムがどよめいた。