「エイブル トライアウト 2025」(12日、マツダスタジアム) シート打撃が行われ、前広島・松山竜平外野手が登場。全…
「エイブル トライアウト 2025」(12日、マツダスタジアム)
シート打撃が行われ、前広島・松山竜平外野手が登場。全8打席で3安打(1四球)をマークし、本拠地マツダスタジアムから大きな拍手がわき起こった。
第1打席で元中日・竹内から右前にポトリと落ちる安打を放つと、第3打席では前巨人・高橋礼の低めをうまくすくい、中前打。第7打席では18歳下の前阪神・森木の速球を捉え、中前にはじき返した。
松山は通算1304試合に出場。16年から18年までリーグ3連覇に貢献した。左の代打としても活躍していたが、今季は1試合1打席の出場に終わった。
トライアウトを終えた松山は「どこかでまだやりたいので。今年が不完全燃焼で終わったので」と思いを語った。スタンドでは広島の野間、堂林、元同僚のオリックス・西川らも観戦。仲間からも「頑張って下さい。けがしないで下さい」とエールを送られたという。
5000人近いファンからは、より大きな歓声を受けた。「多くのファンの方が集まってくれて嬉しかった。いいところを見せられて良かった」とうなずいた。