<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアムヤクルトの青木宣親GM特別補佐(43)が、日本プロ野球選手会主催となった合同ト…

<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム

ヤクルトの青木宣親GM特別補佐(43)が、日本プロ野球選手会主催となった合同トライアウト「エイブル トライアウト2025~挑め、その先へ~」の視察に訪れた。

CS放送「フジテレビONE」のインタビューに応じた青木氏は「気になった選手もいたのでチェックしにきたのと、自分も初めての視察なので、どういう雰囲気なのかな」と目的を説明。3年連続のBクラス脱却に向けて、ドラフトを終えたオフシーズンでも戦力補強はテーマとなる。「いろんな方向性を持って一応球団は考えていますので、しっかりと話し合ってみんなで決めたい」と振り返った。

改めて「NPB自体のレベルが上がっているように感じます。昔であれば150キロ投げる選手がトライアウトに出ることは考えられなかった。レベルが上がっているからこそ戦力外になってしまっている」と率直な思いを語った。

青木氏自身も現役時代に対戦した投手がトライアウトに続々と登場。中継番組内では元巨人の高橋礼投手(30)に三振を喫するシーンも流れた。これを受けて青木氏は、「良いボール投げるんですよね」と笑顔で振り返った。

早大の後輩にあたる元DeNA徳山壮磨投手(26)について話を振られると「実際に1軍で対戦しましたし、本当に良いボールを投げる。バットをへし折られた記憶があります」と思い起こした。

実際にリストにあがった選手がいたか問われると「気になる選手は結構いましたよ。取るチャンスは絶対にあると思いますし、チームの方でもいろんな話し合いをしていきたい」と話すに留めた。さらに「環境が変わると化ける選手は必ずいると思うので。そこも踏まえてしっかりジャッジしていきたい」と目を凝らした。