日本サッカー協会（JFA）は審判委員会は12日、都内で、メディア向けのレフェリーブリーフィングを行い、10月18日のJ1…
日本サッカー協会（JFA）は審判委員会は12日、都内で、メディア向けのレフェリーブリーフィングを行い、10月18日のJ1第34節横浜F・マリノス対浦和レッズ戦で、誤った判定があったことを明らかにした。
前半42分、横浜のセットプレーの流れから、ペナルティーエリア内でキニョーネスがファウルを受けてPKを獲得した。浦和GK牲川歩見が1度キャッチしたが、ボールをこぼし、こぼれ球に反応したキニョーネスが倒された。
しかし、牲川がボールをつかんだ後に、横浜FW谷村海那の頭に当たっており、その際、キニョーネスがオフサイドポジションに位置していた。佐藤隆治JFA審判マネジャーは「本来であれば、PKでなくオフサイド。正しい判定ができなかったのが事実。これが3点目になるPKではあったが、やはりそれは結果論であって、我々としては正しい判定ができなかったことは非常に重く感じています」と話した。
現場ではVARも牲川へのコンタクトでファウルがないかどうかを確認することに注力していて、キニョーネスのポジションについて意識が及ばなかったという。審判委員会としては、直後にオンラインでミーティングを開き、約70人の審判員が参加して事案について説明。「映像を見て、我々が期待されている答えではないし、VARというシステムがある中で絶対に避けなければいけないと共有した」とした。
