<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム広島松山竜平外野手(40)がトライアウトに参加した。参加選手では最年長となる。…
<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム
広島松山竜平外野手(40)がトライアウトに参加した。参加選手では最年長となる。シート打席の第1打席は右前打だった。カウント2-2から5球目のフォークをすくい上げ、ライト前に運んだ。
「アンパンマン」の愛称で親しまれた松山。本拠地でのトライアウトには、ユニホーム姿やアンパンマンのぬいぐるみを手にするファンの姿があった。打席に立つとスタンドからは大きな拍手が送られた。
16年日本シリーズ第1戦では当時日本ハムのドジャース大谷翔平(31)から本塁打を放った。13年には、大谷にとってプロ初被弾となる1発も放った。
九州国際大から07年の大学社会人ドラフト4位で入団。巧みなバットコントロールで3連覇時には中軸も任された。その後は左の代打として存在感を発揮したが、今季は1軍出場は1試合にとどまった。2軍では打率2割6分5厘、1本塁打、14打点。2軍でも限られた出場機会にとどまり不完全燃焼の思いが強く、現役続行を希望してトライアウトに参加した。