「広島秋季キャンプ」(11日、日南) 広島・渡辺悠斗内野手が新井監督から、現状の取り組みの継続を求められた。練習中に打…

 「広島秋季キャンプ」(11日、日南)

 広島・渡辺悠斗内野手が新井監督から、現状の取り組みの継続を求められた。練習中に打撃良化を伝えられ、さらに習熟度を高めるように背中を押された。新井監督は「別人のようなスイング軌道になっている」と期待していた。新井監督との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -渡辺に助言を送っていた。

 「いい感じにスイングできているから、それを変えたりするなよと。10日の練習試合も全部、内容のある打席だった。練習で見ていてもいいバランスで振れている。今やっていることをキャンプで反復して体に落とし込みなさいと」

 -良化した部分。

 「全部だね。スイング軌道も2月のキャンプとは別人のようなスイング軌道になっているし、タイミングの取り方も良くなっている。一番いいのは打撃も守備もボールに食らい付いて、向かっていける強さがある」

 -いい選手は、そういう共通点がある。

 「(渡辺は)球際に強いから。そういう強さを感じる選手。何とか食らい付いてやると。技術的にも上がってきているので、楽しみだね」