巨人が国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した日本ハム松本剛外野手(32)を獲得調査することが11日、分かった。松…

巨人が国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した日本ハム松本剛外野手(32)を獲得調査することが11日、分かった。

松本は22年に打率3割4分7厘で首位打者に輝いた実績を持つ。今季は66試合の出場で打率1割8分8厘、0本塁打、7打点。苦しいシーズンを過ごしたが、9月26日に出場選手登録日数が8年に達し、プロ14年目にして国内FA権を取得した。11日にFA権を行使することを表明し「ファイターズからはありがたい提示をしていただき、感謝しています。ただ、自分に対する他球団の評価を聞いてみたく、この決断に至りました」とコメントしていた。今季の推定年俸は1億1000万円で、金銭&人的補償が必要なBランクとみられる。

巨人は今季、外野手のレギュラーを固定することができなかった。残留交渉中のトレイ・キャベッジ外野手(28)がチーム最多の109試合に外野でスタメン出場。ベテラン丸佳浩外野手(36)が81試合、若林楽人外野手(27)が54試合で続く。シーズン途中からは中山礼都内野手(23)、佐々木俊輔外野手(26)が出場試合数を伸ばした。来季はオコエ瑠偉外野手(28)、浅野翔吾外野手(20)、ドラフト4位の中大・皆川岳飛外野手(22=前橋育英)らもレギュラーの座を狙うことになる。