「京極賞・G1」(11日、まるがめ) 吉田拡郎(43)=岡山・90期・A1=がしっかりと優出一番乗りを決めた。準優勝戦…
「京極賞・G1」(11日、まるがめ)
吉田拡郎(43)=岡山・90期・A1=がしっかりと優出一番乗りを決めた。準優勝戦9Rは6号艇の松井繁(大阪)が動いて、13456・2の隊列となり、インからの進入はやや深めとなったが、冷静にコンマ02の快Sを決めて逃げ切った。「必死すぎてよく覚えていない」とレースでの厳しさをうかがわせる。しかし「足を求めてではなく、ピット離れの保険でチルト0にした」と対策は十分だった。
「まるがめは得意」と自負しているように、11優出で2回の優勝がある。その1回が2014年7月に行われたSG・オーシャンカップだ。吉田にとってはこれが、デビューして唯一のSG制覇となっており思い入れもある。「舟足はいいので優勝戦に入っても足負けすることはなく1、2番目くらいだと思う。乗り心地は節間通じて問題ない」と手応えは良く、G1戦V6へ3コースから果敢に攻め抜く。