今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した阪神近本光司外野手(31)が権利行使せずにチームに残留することが決まった…
今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した阪神近本光司外野手(31)が権利行使せずにチームに残留することが決まった。申請期限の11日、球団に結論を伝えた。複数年の大型契約とみられる。
午前中に始まった交渉を終え、報道陣に前に近本が姿を見せたのは午後8時を回っていた。「これから先、引退に近づいてくるので、そういった意味では安定して、常に期待に応えられる選手でこれからもいたいなと思います。楽しく、新しいことに挑戦して、年齢を重ねるにつれて体も変わってくると思う。それも僕の野球人生。(ファンの方々は)それもきっと温かく見守ってくれると思うんで。僕は僕らしくやりたいなと思います」。18年にドラフト1位で入団し7年間、甲子園のファンの声援に押されてきた。7年連続でタイトルを取り続け、通算1000安打も通過した。リーグ連覇を目指す黄金メンバーの「柱」が来年からも力強く虎の中心に座る。