ノルディックスキー・ジャンプ男子の二階堂蓮（24＝日本ビール）が11日、新千歳空港から海外遠征に出発した。所属先のスロベ…

ノルディックスキー・ジャンプ男子の二階堂蓮（24＝日本ビール）が11日、新千歳空港から海外遠征に出発した。

所属先のスロベニア合宿に参加し、そのままW杯開幕戦となるリレハンメル大会（21日～、ノルウェー）から本格的なシーズンに入る。「開幕戦からトップ10に入って、しっかりと表彰台も取って、いいスタートを切りたい」と誓った。

直前合宿地のスロベニア・プラニツァでは、アイストラック（冬仕様の助走路）で滑りを確認し、スムーズにシーズンに入れるように取り組むつもりだ。海外遠征前最後に出場した2日全日本選手権ラージヒル（札幌市大倉山）では優勝。アイストラックでの大会で好飛躍を見せ「内容は良かったので、それに結果もついてきた」と手応えをつかんでいる。

いよいよ初の代表入りを目指す26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンが始まる。帰国は年明けになる予定。「今までやってきたことをしっかり試合で出して、それの積み重ねで、いい状態でオリンピックに入っていけたら」と見据えた。