巨人は11日、中川皓太投手(31)が、国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを発表した。プロ10年目の…
巨人は11日、中川皓太投手(31)が、国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを発表した。
プロ10年目の今季は、63試合に登板し、2勝4敗、36ホールド、防御率2・24と安定。通算では334試合に登板し、14勝17敗、38セーブ、120ホールドを記録する。
球界でも貴重な左のセットアッパーで、他球団も動向を注視する中、恩義と愛着のある巨人残留を決断した。
周囲によれば、入団以降、リーグ優勝の経験はあるが、最大の目標に掲げる日本一は達成しておらず、その思いが決断に関係したとみられる。
球団は複数年契約を提示し、中川のチームへの貢献度を高く評価。マルティネス、大勢らとともに、来季も強固な「勝利の方程式」を築く。