FA申請期限となった11日、楽天辰己涼介外野手(28)が国内FA権を行使したと表明した。チームではメジャー挑戦を視野に入…

FA申請期限となった11日、楽天辰己涼介外野手(28)が国内FA権を行使したと表明した。チームではメジャー挑戦を視野に入れている則本昂大投手(34)がこの日までに海外FA権を行使しており、今オフは2人の主力が流出する可能性がある。

辰己はFA行使の理由を「総合的に判断して」と明かした。楽天を含む12球団と交渉する姿勢を示しており「まず野球をうまくなりたいとか、必要としてくれるチームがあるかどうか。楽天も含めてですけど、もう1回FAを行使した上で考えたいと思う」。また、同時にポスティング制度によるメジャー挑戦も模索していくという。

則本はメジャー30球団、楽天を含む国内12球団の計42球団を来季の所属先の選択肢としている。権利行使を明言した10月11日には「悔いのない野球人生にしたい。自分がここで頑張りたいと思えるところがあれば」などと話していた。