◇米国男子◇ワールドワイドテクノロジー選手権 最終日(9日)◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7452yd(パー72…
◇米国男子◇ワールドワイドテクノロジー選手権 最終日(9日)◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7452yd(パー72)
29歳のベン・グリフィンが4月のダブルス戦「チューリッヒクラシック」、5月「チャールズ・シュワブチャレンジ」に続く今季3勝目を挙げた。2打差を追った最終日は10バーディ、1ボギー「63」でプレー。後続に2打差をつける通算29アンダーで伸ばしあいを制した。
過去2勝はいずれもスコッティキャメロン「コンセプト2 プロトタイプ」を使用していたが、今週からテーラーメイドのマレット型「スパイダー ツアー X」を投入した。「実は今年のスタッツを見ていたんだ。ストロークゲインド・パッティングは19位で、ブレード型を使うプレーヤーの中では最上位だったと思う。僕より上の選手はみんなマレット型だったんだ」と話す。
「じゃあ自分もマレットにしてみたら…と思った。今週は良いタイミングだった」とツアーの“流行り”に乗ったことが奏功した。
大会を通して、パーオン時の平均パット数2位、ボギー回避率2位、バーディ数3位とグリーン上が際立った。最終日8番からの5連続バーディのうち、11番(パー3)、12番では9m超えのロングパットを沈めた。
「スパイダー」シリーズは今季PGAツアーで最多勝利を誇っており、今回で15勝目となった。シーズン3勝以上を挙げるのはグリフィンのほか、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー、ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)のみであり、全員がスパイダーを使用している。
「今週はすごく楽しかった。これから1カ月半くらいかけて、いまのパターを(開幕戦の)ソニーオープンに持ち込むか考えたい。きっと“彼女”と一緒に行くと思うよ」と笑った。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ピン G430 MAX 10K(9度)
シャフト:UST マミヤ Lin-Q プロト V1(重さ70g台、硬さTX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi10(3番15度、7番21度)
シャフト:UST マミヤ Lin-Q プロト V1(重さ3W=80g台・7W=90g台、硬さTX)
アイアン:ミズノ JPX923(3番)、ミズノプロ S-3(4番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー (硬さX100)
ウェッジ:ミズノ ミズノプロ T-1(52度)、
テーラーメイド MG5(56、60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー (硬さS400)
パター:テーラーメイド スパイダーツアーX
ボール:Maxfli Tour X
(協力/ GolfWRX、PGATOUR.com)