巨人中川皓太投手(31)が10日、国内FA権を行使せず、残留する可能性が高まった。10年目の今季は63試合に登板し、2勝…
巨人中川皓太投手(31)が10日、国内FA権を行使せず、残留する可能性が高まった。
10年目の今季は63試合に登板し、2勝4敗、36ホールド、防御率2・24と安定。球界でも貴重な左のセットアッパーで、他球団も動向を注視する中、巨人への恩義と愛着が強く、その思いを貫いたとみられる。
周囲によれば、入団以降、リーグ優勝の経験はあるが、最大の目標の日本一は達成しておらず、その思いが決断する上で大きなウエートを占めた。球団はチームへの貢献度を高く評価し、複数年契約を提示。最多セーブのマルティネス、最優秀中継ぎ投手の大勢らとともに、来季も強固な「勝利の方程式」を築く。