大谷○、NGなのは…。日本ハムのドラフト4位の日大藤沢・半田南十(みなと)内野手(18)が10日、神奈川・藤沢市内の同校…

大谷○、NGなのは…。日本ハムのドラフト4位の日大藤沢・半田南十(みなと)内野手(18)が10日、神奈川・藤沢市内の同校で仮契約を結んだ。契約金3500万円、年俸530万円(推定)でプロの道が開かれ、「ここで終わらずに、活躍できる選手、みんなから愛される選手を目指していく」と誓った。

体育祭のステージで熱唱するなど盛り上げ役も長所で、日本ハムOBの杉谷氏をあこがれに挙げている半田。そんな「愛されキャラ」像に待ったをかけたのは、木田GM代行。「世界一愛されるチームを目指してる中で、選手にも世界一愛される選手になってほしいんだと話したんですが…」と前置きした上で「杉谷を目指すのは違うんで。そこは全力で止めにいこうと思います」と冗談交じりにストップをかけた。

一方で、読書家の本人がいま熟読しているのは「不可能を可能にする 大谷翔平120の思考」だという。「全て野球の事を考えて日頃から取り組んでる」と感銘を受け、1月の合同自主トレまでに「もっと差をつけたい」と見据える。

この姿勢には同GM代行は「どんどん読んでほしい」と大歓迎。すでに素養がある杉谷氏の明るさに大谷イズムを注入して、スーパー愛され選手を目指していく。【阿部健吾】