「大相撲九州場所・2日目」(10日、福岡国際センター) 十両の三田が輝に浴びせ倒しで敗れた一番で、足を痛めて担架で運ば…

 「大相撲九州場所・2日目」(10日、福岡国際センター)

 十両の三田が輝に浴びせ倒しで敗れた一番で、足を痛めて担架で運ばれるアクシデントがあった。輝に押し込まれ、土俵際で逆転を狙った投げを打ったところで相手と自分の体重がすべて右足に乗る形になった。三田は土俵上に座り込み、右膝をさするようにして立ち上がれなかった。

 救護スタッフらが駆け寄り、運び込まれた担架に乗せられ、東の花道を引き揚げた。

 三田は担架の上で両手で顔を覆ったままだった。

 NHKのテレビ中継では、運ばれた三田が「右膝です」と痛めた箇所を説明したと伝えられた。

 その後、三田はゆっくりとした足どりで自ら歩き、車に乗り込んで病院へ向かった。