バルセロナのフリック監督(60)がセルタ戦後、「ライバルにプレッシャーをかけられるのは良いこと」と勝ち点差を詰めたことを…

バルセロナのフリック監督(60)がセルタ戦後、「ライバルにプレッシャーをかけられるのは良いこと」と勝ち点差を詰めたことを喜んだ。

バルセロナは9日にアウェーで行われたスペインリーグ第12節でセルタと対戦した。激しい点の取り合いとなる中、レバンドフスキのハットトリックとヤマルのゴールで4-2の勝利を達成。首位レアル・マドリードとの勝ち点差を3に詰め、2位の座をキープした。試合後、フリック監督が話したもようをスペイン紙マルカが伝えている。

まずセルタ戦について、「チームに満足している。本当にうれしいよ。自分たちがやったことを高く評価している。前半はミスもあったが、後半は改善し、守備が良くなった。前半も良い点はあったし、我々はボールを持ち、いい試合ができた」と喜びをあらわにした。

Rマドリードとの勝ち点差が3に縮まったことについては、「我々は自分たちのことに集中しているが、ライバルにプレッシャーをかけられるのは良いことだ。インターナショナルブレイク前に勝てるのはとても良いことなのでうれしいよ」と見解を述べた。

来年6月30日でバルセロナとの契約が満了するレバンドフスキについては、「将来について話すのは時期尚早だ。彼の状況は誰もが知っている。負傷後、私はこれまでと違う、ポジティブなロベルトの姿を見た。彼は予定よりも早く復帰してきたし、ハットトリックは彼の自信にとって良いことだ。彼は我々にとっても重要で、昨季も非常に重要な存在だった」と称賛した。

終盤にイエローカード2枚で退場になったデ・ヨングについては、「彼は今日、良いプレーを見せ、試合をコントロールしてくれた。彼がやってくれていることはとても重要だ。信じられないレベルでプレーしている。次の試合で彼が欠場するのは残念だ。我々はその状況にうまく対処しなければならない。国際Aマッチ期間後にラフィーニャ、ペドリ、ジョアン・ガルシアが復帰できるか様子を見てみよう」と言及した。(高橋智行通信員)