<RISE:193大会>9日◇東京・後楽園ホールメインイベントのSuperFight!-55.5キロ契約3分3回延長1回…
<RISE:193大会>9日◇東京・後楽園ホール
メインイベントのSuperFight!-55.5キロ契約3分3回延長1回で、RISEバンタム級王者の大﨑孔稀(26=OISHI GYM)が圧倒的な強さを見せ、3回2分16秒KO勝ちを飾った。
ウィッティコーン・ソンナムタンキリ(20=タイ)を相手に、初回から力強いパンチを顔面、ボディに散らして猛攻撃。2回に入ると、相手はクリンチで耐えしのぐしかないような状況となった。
大﨑孔は3回、なんとか倒れまいとするウィッティコーンをコーナーに詰め、クリンチの離れ際に強烈な右パンチを顔面にたたき込み、さらに左、右と連続でパンチを放ってダウンを奪取した。
続けて大﨑孔は再び相手をコーナーに押し込んで、左ボディーの2連打から顔面への左右パンチ連打。ウィッティコーンが棒立ちとなったところでレフェリーが試合を止めた。
大﨑孔が照準を定める世界王者志朗が解説席に座る、その目の前で圧巻のKO勝ち。試合後のマイクで「正直、力でねじ伏せた感がすごいんですけど、とりあえず目標にしてたKOができたんで。伊藤代表、いいですか、もう。決定でいいですか?」とRISE伊藤隆代表に世界戦の開催を要請した。
大﨑孔が「今、いろんな格闘技の団体があって、いろんな55キロのチャンピオンがいるんですけど、僕はRISEのチャンピオンが1番強いと思ってますし、現世界チャンピオンの志朗選手が55キロ最強だと思ってるんで。志朗選手、お願いします」と対戦を呼びかけると、志朗もうなずいた。
その後、大﨑孔が解説席に飛び入りして、志朗との“フェイスオフ”も実現。大﨑孔はあらためて「本当に今、最強だと思ってるんで。その志朗選手を倒すことで僕が最強を証明できると思うんで。熱い試合をお願いします」と話し、志朗も「3月のエルドラドで会いましょう」と了承した。
大﨑孔は「熱い試合になると思いますし、盛り上げられる2人だと思うんで、会場で見て欲しいですし、その熱を感じてほしいなって思います」とファンに呼びかけ、志朗と拳を合わせた。志朗も「自分も大﨑君以外いないと思ってるんで。小さいところでやってもしょうがない。ぜひ3月26日(RISEエルドラド)、これは決定で」と笑顔を見せた。