<高校野球秋季東京大会:帝京8-4関東第一>◇9日◇決勝◇神宮伝統の縦じまのユニホームが、15年ぶりに甲子園に帰ってくる…

<高校野球秋季東京大会:帝京8-4関東第一>◇9日◇決勝◇神宮

伝統の縦じまのユニホームが、15年ぶりに甲子園に帰ってくる。帝京が関東第一を8-4で破り、16年ぶり10回目の優勝を飾った。打線が3回に一挙8得点を奪うと、前日の準決勝に続く連投となった安藤丈二投手(2年)が「帝京魂」を支えに9回128球を投げ4失点完投で勝利に導いた。秋の東京の頂点に輝き、来春のセンバツ出場を確実にした。

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主将の池田大和内野手(2年)は、会心の勝利に納得顔を見せた。大量8得点を奪った3回の攻撃を引き合いに「バッティングが得意な自分たちの持ち味を出せた」とうなずいた。目指すは春夏通算4回目の全国制覇だ。「日本一を取って帝京を復活させることが目標なので、ここからがスタート」。OBで元日本ハムの杉谷拳士氏を喜ばせる活躍を誓った。