<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇最終日◇9日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇エキシ…
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇最終日◇9日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇エキシビション
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯で日本男子初の3連覇を果たした鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が、自身初の自国でのGPファイナル進出(12月、名古屋)へ闘志を燃やした。9日、大阪・東和薬品RACTABドームで行われたNHK杯のエキシビション前に取材対応。シーズン前半戦の王者を決する大舞台へ特別な思いを明かした。女子で2年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(シスメックス)も、決意を語った。
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シリーズ上位6人だけが立つことを許されるGPファイナル。今年は8年ぶりとなる日本開催で、それも拠点とする名古屋で行われるとあれば、日の丸のエース鍵山が燃えないわけはない。GP通算7勝目を挙げた自身の今季シリーズ初戦のNHK杯から一夜明け、「『出たい』という思いは、今までよりすごく強い」と燃える胸中を明かした。
念願の舞台だ。2021-22年シーズン。シリーズ2戦とも制し、大阪でファイナルを迎えるはずだった。だが、新型コロナウイルス感染拡大による外国人入国停止の影響で、直前で大会は中止に。「あの悔しさがこの4年間ずっとある」とやり切れない思いを抱えていた。そんな中ミラノ・コルティナ五輪イヤーの今季、願ってもない地元開催が実現。「何よりすごく大きなモチベーションにもなっている」。五輪の前哨戦となる一戦で、存分に思いをぶつける決意だ。
GP初戦の優勝で進出へ大きく前進したが、ショートプログラム(SP)フリーともに改善の余地を残す結果だった。次戦は第6戦フィンランド大会(20~23日、ヘルシンキ)。「まずはしっかりと納得のいくパフォーマンスをして、あとは楽しむだけのファイナルができたら」。夢に向かって突き進む。【勝部晃多】
○…8日の女子フリーで2年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(25=シスメックス)が、上り調子で師走の2試合に臨む。
エキシビション前に一夜明け取材に対応。前夜は今季世界最高の合計227・18点でGP通算9勝目を挙げ、来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表3枠の選考に関わるGPファイナル(12月4~6日、名古屋)進出を決めた。第1戦フランス大会に続き、現役生活では初めてGP2戦連続で合計220点超えを達成。3大会連続の五輪代表入りへ弾みをつけ「今はこの波に乗っていこうと思う」と声をはずませた。
12月にはGPファイナル、最終選考会の全日本選手権(19~21日、東京)が控える。今後は振付師と相談してショートプログラム(SP)、フリーの両プログラムをブラッシュアップする予定。今季が現役最終年の25歳は「もう一段階、上を目指していけるように頑張っていけたら」と力を込めた。