フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは、第4戦までが終了した。残すは第5戦スケートアメリカ(14~16日)、第…

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは、第4戦までが終了した。残すは第5戦スケートアメリカ(14~16日)、第6戦フィンランディア杯(21、22日)となる。同シリーズは各選手(組)が最大2試合に出場可能。順位に応じたポイントで競い、シリーズ上位6人(組)がGPファイナル(12月4~6日、名古屋)に進出する。

日本の男女シングルは、来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の出場切符各3枠を争っている。全日本選手権(12月19~21日、東京)の優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本の2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本終了時で国際スケート連盟(ISU)公認のシーズン最高得点上位3人から選出。3人目は全日本終了時の世界ランキングなどを選考対象に加える。

男子はGPシリーズ第4戦NHK杯を制した鍵山優真、ファイナル進出を決めた佐藤駿がリード。ファイナル進出の可能性を残す友野一希、同第3戦スケートカナダ3位の三浦佳生(かお)、壷井達也、山本草太らも候補に挙がる。

女子はファイナル進出が確定した坂本花織(NHK杯優勝)と17歳中井亜美(同第1戦フランス大会優勝)に加え、スケートカナダ優勝の千葉百音(もね)、フランス大会3位の住吉りをん、同第2戦中国杯3位の渡辺倫果らが候補。千葉、住吉、渡辺はいずれもGP1戦を残しており、成績次第でファイナルへの切符をつかむ。