<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇最終日◇9日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇エキシ…

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇最終日◇9日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇エキシビション

女子で2年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(25=シスメックス)が、爆笑トークを展開した。

前後半の合間にトークイベントに出演。ともに18年平昌五輪(オリンピック)に出場した宮原知子さん(27)と会場を盛り上げた。

宮原さんが知る坂本の素顔、というテーマでは、宮原さんが「青椒肉絲」(チンジャオロース)と記されたフリップボードを披露した。坂本は思わず「あはははは。花織のトラウマ」と大爆笑。そこからトークが展開された。

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宮原さん「『青椒肉絲』っていうのを書かせてもらったんですけど、これは平昌の時に、おなかを壊してしまった事件があって…」

坂本「団体が終わった日に緊張しすぎて、結構ストレスを感じて、胃腸とかも弱っちゃって、弱っている上に青椒肉絲を食べたことで、しつこい油に負けてしまって、胃腸炎になるっていう出来事がありました。期間中に救急車に運ばれて…。韓国の救急車に乗りました。本当に体力もめっちゃ奪われて、その後(個人戦に向けて練習拠点の)北九州に戻ったけれど(女子代表が)2人しかいないから『知子ちゃんを1人にさせたらいけない』と思って、一生懸命頑張って回復させて、滑っていたんですけど、練習にはなっていなかったと思います」

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そんな坂本も3度目の五輪を目指すラストシーズンを過ごしている。最後には「本当に日本は熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられていて、今年も五輪に行ける可能性のある選手がたくさんいる。その中で勝ち抜いて出場して、成績を残さないといけない。(12月に名古屋で行われるグランプリ)ファイナル、全日本(選手権)と今年2試合残っている。精いっぱい自分らしいスケートをして、満足のいくシーズンにできたらいいなと思っています」と誓った。