<2025ワールドトライアスロン杯宮崎>◇9日◇宮崎・みやざき臨海公園周辺特設コース◇スイム0・75キロ、バイク20キロ…

<2025ワールドトライアスロン杯宮崎>◇9日◇宮崎・みやざき臨海公園周辺特設コース◇スイム0・75キロ、バイク20キロ、ラン5キロ

東京、パリ両五輪で日本代表の高橋侑子(34)が引退試合で日本人最高位の7位で最終レースを終えた。「18年間、日本ナショナルチームで活動でき、本当に幸せでした」とトライアスロン人生を振り返った。「最終レースで表彰台に届かなかったが、笑顔でフィニッシュでき悔いはありません」と続けた。レース後に行われた引退セレモニーでは、終始笑顔を見せ、後輩のアスリートに向け「今まで、ありがとうございました。これからは、近い位置から皆さまをサポートさせて頂きます」と深々と頭を下げた。11日、都内で引退会見を行う。

 日本男子をけん引するニナー賢治(32)は日本人最高位の11位でフィニッシュした。「体の調子は良く、課題のランもしっかり走れた」。一方でトランジションでタイムロスしたことに「失敗した」と悔やんだ。来週、韓国(トンヨン)で行われるW杯を今季最終戦と決め「チャンスはある。メダルを取ります」と意気込んだ。

▽男子(1)マックス・ストゥダー(スイス)54分51秒(2)マクシム・ユーベル・ムースブルガー(フランス)54分55秒(3)マイケル・ガー(英国)54分59秒(11)二ナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)55分22秒▽女子(1)ワレンティナ・リアソワ(個人中立)1時間5秒(2)ジェシカ・フルガー(英国)1時間8秒(3)ティリー・アネマ(英国)1時間11秒(7)高橋侑子(相互物産)1時間54秒