フィギュアスケートのNHK杯で優勝し、グランプリ(GP)ファイナル進出を決めた坂本花織(シスメックス)が、大会から一夜…

 フィギュアスケートのNHK杯で優勝し、グランプリ(GP)ファイナル進出を決めた坂本花織(シスメックス)が、大会から一夜明けた9日、会場の東和薬品ラクタブドームで取材に応じた。

 10月のGPフランス大会では2位だったが、今大会はショートプログラム(SP)、フリーともに今季自己最高得点をマークして2連覇。「フランス杯では悔しかったので、すごく良い試合だった」と振り返り、地元・関西で最高の演技を届けられたことには「いろんな人にちょっとは恩返しできたかな。たくさんメッセージもくれてうれしかった」と笑った。

 ミラノ・コルティナ五輪代表権をつかむために、GPファイナルの結果も重要となる。「(GPファイナルは)オリンピックの選考基準の1つになるので、もう1段階上を目指していけたら」と力を込めた。