中日高橋周平内野手(31)が9日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、現状維持の6000万円でサイ…

中日高橋周平内野手(31)が9日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、現状維持の6000万円でサインした。昨オフ2年契約を結んでおり、来季が最終年となる。

今季は4月中旬に1軍昇格すると、4月の月間打率3割2分と奮闘した。6月11日楽天戦(楽天モバイル)の三塁守備で走者と交錯して左肘を負傷。長期離脱となった。「左肘の脱臼と内側靱帯(じんたい)、外側靱帯の断裂。もう痛すぎて、左肘で爆弾が破裂した感じ。めちゃくちゃ痛かった。野球人生で一番の大けがでした」。今季成績は出場41試合、打率2割3分4厘、0本塁打、8打点。

左肘は手術はせず保存療法を選択。「今は痛くない」と回復し、ようやくウエートトレーニングもできるようになった。「キャンプインからは野球メインで」と、来年2月のキャンプまでにしっかりと準備をする。

「当然、チャンスは少ないとは思うが、監督が『ここでいってくれ』という場面で結果を残すしかない。(若手に)遠慮はしない」と、三塁定位置奪取も含め、強い気持ちでプロ15年目の来季へ臨む。(金額は推定)