「阪神秋季キャンプ」(8日、安芸) 阪神の前川右京外野手(22)が8日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプに合流し…

 「阪神秋季キャンプ」(8日、安芸)

 阪神の前川右京外野手(22)が8日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプに合流し、フリー打撃では3本の場外弾を放つなど、計8本の柵越えと快音を連発した。今季苦しんだ打撃の見直しを図っている秋。藤川監督は「打撃部門のコーチたちとやり直すしかないんじゃないですかね」と奮起を促していた。藤川監督との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -和田ヘッドコーチと藤本総合コーチが合流。チームとして一つになっていく作業が始まる。

 「少しずつですね。選手たちは役割が変わると何が変わるかは少しずつ分かっていくでしょうから。時間をかけてやっていきますよ」

 -週末で安芸もにぎわっていた。

 「そうですね。ありがたいこと。今日ドラゴンズさんも春野球場で野球教室をやってくれているということで、ありがたい。井上監督には連絡しておいたんですけど、ありがとうございますと」

 -ドリスには遠慮なく教えてやってくれと監督から伝えたのか。

 「コーチにも話をして、力のあるベテランと元々言っていましたから。いろんな国の野球を知っていて、タイガースのことを大好きで今やっていますから、一番重要なのはそこですね」

 -前川は自分の信じてることを突き詰めることが大事か。

 「打撃部門のコーチたちとやり直すしかないんじゃないですかね。どうしても飛び級で行きたくなるしね、自分も経験していますから。高寺、中川なんかもそういうところに入ってくる可能性がありますから。みんな同じ順番で通りますからね」

 (続けて)

 「まあまあ全部そろってからだから、1回壊しているところですから。全部壊して構築するのはまだまだ年内ずっとやっていきますから」