薄暗くなったキャンプ地で、オリックス森友哉捕手(30)は明かりにともされながら、ペンを走らせた。高知市東部球場で行われて…
薄暗くなったキャンプ地で、オリックス森友哉捕手(30)は明かりにともされながら、ペンを走らせた。高知市東部球場で行われている秋季キャンプ3日目の8日。練習を終えた午後5時過ぎから球場に訪れた子どもたちに即席サイン会を行った。
「遅くまで来てくれたんでね。ちょっとでも思い出に残ってくれたら」
1人1人と目を合わせ、名前を尋ねながらサイン。子どもたちからの「がんばって下さい!」の言葉に「ありがとう」と笑顔で返した。
今季は故障の影響で50試合の出場にとどまり、若手中心の秋季キャンプに志願参加。朝10時から日が沈むまで練習し、ユニホームは泥だらけ。連日ランチ特打で振り込み、「来たからにはしっかり数をやりたいと思っている。何か良いものを見つけて帰れたら」と話していた森。子どもたちに活躍する姿を届ける。