立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は8日、都内で「RISE193」(9日、東京・後楽園ホール)に向けた前日計量および記…
立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は8日、都内で「RISE193」(9日、東京・後楽園ホール)に向けた前日計量および記者会見を行い、全12試合、出場24選手全員が計量を1発でクリアした。
メインイベントのSuperFight!-55.5キロ契約3分3回延長1回で、ウィッティコーン・ソンナムタンキリ(20=タイ)と戦うRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(26=OISHI GYM)は会見で「正直相手どうこうとかじゃなくて、本当に自分自身が問われてる試合だと思うので。変わらずKOを狙っていきたい」と宣言。世界王者志朗が解説席に座る目の前で、圧倒的な強さを見せつける意気込みを示した。
先日、兄でRISE世界スーパーフライ級王者の大﨑一貴が、ムエタイRWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)に乗り込み、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者のジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ)に挑戦することも発表された。
大﨑孔はそれについて「敵地に乗り込むわけで、リスクしかないじゃないですか。それができる選手って正直RISEの中で限られてると思うんですよ。で、そこで勝てるって思ってもらえてるから、そういう話があるわけで。そうやって受けて立つ僕のお兄ちゃんは格好良いなと思って、そういうのも刺激になります」と感想を述べた。
そして「キックボクシング、ムエタイ関係なく、強いヤツはどんなルールでも勝って結果を出す。僕たちが目指してるところって、そういうところなんで」と、あらためて強調し「そういう意味でもやっぱりお兄ちゃんには絶対(ベルトを)取ってほしいですし。僕もやらないといけないことがこっちであるので、それをしっかり証明して。僕ももともとムエタイやってきてますし、そういう話があったときに、誰とどんなルールでも勝てるような強さを追い求めてやっていきたい」と将来的なRWS参戦の可能性にも言及した。