ヴィッセル神戸は9日にガンバ大阪とアウェーで対戦する。8日は神戸市内のいぶきの森球技場で非公開練習。オンライン取材に応じ…

ヴィッセル神戸は9日にガンバ大阪とアウェーで対戦する。

8日は神戸市内のいぶきの森球技場で非公開練習。オンライン取材に応じた吉田孝行監督(48)は「自分たちは(残り)3試合勝つしかない。その上で他力でどうなるか。まず勝たなきゃ始まらないので、自分たちの試合に集中するだけ」と目の前の試合での勝利へ力強く語った。

10月4日の浦和レッズ戦からの公式戦4試合で未勝利となっていたが、5日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)蔚山戦で約1カ月ぶり白星。指揮官は「やっぱり自分たちがやらなきゃいけないことを徹底しないと勝てないということが確認できた試合」と、強みを再確認した戦いを評価した。

今節開始時点で首位鹿島アントラーズとの勝ち点差は5だったが、鹿島が8日の横浜FC戦に勝って勝ち点を70に伸ばした。それにより神戸は勝つしかなくなった。残り3試合での逆転Vへ佐々木大樹(26)は「優勝争いにおいて残り3戦は絶対落とせない。パナスタは圧力がかかるスタジアム。その圧力に負けないように、自分たちのサッカーをしないといけない」と気を引き締めた。3連覇への望みをつなぐため、神戸はG大阪戦に全ての力注ぐ。