<明治安田J1:鹿島2-1横浜FC>◇第36節◇8日◇メルスタ首位鹿島アントラーズが本拠地で、横浜FCに2-1で勝利し、…

<明治安田J1:鹿島2-1横浜FC>◇第36節◇8日◇メルスタ

首位鹿島アントラーズが本拠地で、横浜FCに2-1で勝利し、4試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

優勝争いと残留争いを繰り広げる両者は序盤から激しい展開となった。鹿島は前半3分にセットプレーからFWレオセアラがネットを揺らすもオフサイドの判定。その後は横浜FCが前からの圧力を強め、ややペースをつかむ。前半25分ごろから鹿島が盛り返して押し込んだが、ともに決め手を欠いて0-0で前半を折り返す。

後半から鹿島はDF小池龍太に代えてDF濃野公人を投入。右サイドを活性化させる。相手を押し込むと、ペナルティーエリア右からゴール前に進入したFW田川亨介のクロスにレオセアラが合わせて先制。エースの今季19点目で均衡を破った。直後の20分には小川諒也の右CKにMF知念慶がヘディングで加点した。

鹿島は同22分にロングスローから失点したが、逃げ切って白星を、つかみ取った。残り2節。9季ぶりのリーグ制覇が見えてきた。

FWレオセアラ「相手も後がない。難しい試合になると思っていたけど、全員で規律正しく、やるべきことをやったから勝てた。田川選手が、しっかり自分を見てくれたので押し込むだけでした。ものすごく、うれしいゴール。(タイトルへ)クラブ全体が温かく迎えてくれた。自分の家のよう。このクラブでタイトルを取りたい。(得点王へ)個人よりもチームでタイトルを取ることを考えたい。最終的に皆さまと喜びを分かち合えれば」