日本ハム金子千尋投手コーディネーター(41)が8日、秋季キャンプが行われているエスコンフィールドで取材に応じ、自身の新た…

日本ハム金子千尋投手コーディネーター(41)が8日、秋季キャンプが行われているエスコンフィールドで取材に応じ、自身の新たな役割について語った。7日に来季のコーチングスタッフが発表され、2軍投手コーチから1、2軍を巡回する新たな役職に就いた。

「基本的には2軍にいます。で、情報共有っていうところでは、ちょっと(1、2軍を)行ったり来たりして、ちゃんと“漏れ”のないように伝えるっていうところがメインになるかなと思います。元々、情報共有はしてましたけど、それをより正確にというか。そういう人がいた方が、どちらも伝えやすいと思うので。それを僕がやる役になったっていうとこですね」

今季までと同様に2軍本拠地がある千葉・鎌ケ谷での仕事が主になる。若手投手への指導や不調に陥った投手へのアドバイスなどは今まで通りに行うが、チーム状況に応じて1軍本隊や、チーム遠征時にエスコンフィールドで練習を行う先発残留組にも合流する。

「投球内容とかそういうところも、例えば2軍でやってたことをそのまま1軍でできてるかどうかとか。で、1軍では何を言われてるのかどうか。もし、2軍に落ちてきた時に今後どういうしたらいいのかとか、そういうところですかね」

投球結果やデータ数値だけでなく、直接見て対話を重ねることで特に若手選手のサポートには“漏れ”が少なくなる。1、2軍を自由に行き来できる現場の人材がいることで、チーム内での情報共有も今まで以上に円滑に進むことになりそうだ。

「そうなるために、そういう役割ができたんじゃないかなと思うので。人それぞれ、コーチによってできる、できないってあると思う。僕ができないことももちろんあるし、逆に僕ができることもある。その辺がうまくできるんじゃないかなと思います」

これまで以上に1、2軍の連携を深める“潤滑油”となるのが打撃部門では佐藤友亮打撃コーディネーター(47)で、投手部門は金子投手コーディネーターに期待される部分となりそうだ。