「女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・第3日」(8日、瀬田GC北C=パー72) 驚異的なフェアウエーキープ率で堀琴…

 「女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・第3日」(8日、瀬田GC北C=パー72)

 驚異的なフェアウエーキープ率で堀琴音(29)=ダイセル=が上位に顔を出してきた。1番からティーショットをフェアウエー右サイドに置き、3打目を2メートルに。「難しいラインでしたけど」読み切って、バーディー発進。

 続く2番はフェアウエーからの2打目がわずかに届かず、カラーから「10メートルくらい」をまたも沈めて、連続バーディーだ。

 パー3を除く、14度のティーショットがフェアウエーを外したのは7番の1回だけ。それもラフまでは曲がらず、ファーストカットだったため、フェアウエーにカウントされ、そこからしっかりとパーを拾った。

 5バーディー、ノーボギーでホールアウト時点でトップ10に入ってきた。

 この大会は「ドライビングアキュラシー賞」が設定されている。つまり、フェアウエーキープ率1位の選手に、100万円が送られる。前週までフェアウエーキープ81・3187%は堂々の1位。「ディスタンスはあるのに、フェアウエーキープはこの試合だけなので、100万円はともかく、狙いたい」と話したとおり、この日で単独トップの92・9%に。

 これが日本女子オープン優勝を含め、今季の好調さに結びついていることは間違いない。気にしているのは「いかにフェースをターゲットに向けるか。アマチュアの方にも『すべてはアドレスです』と伝えています」という。

 最終日も「やることは変わらないですね。フェアウエーをキープして」、上位を脅かしていく。