<ONEチャンピオンシップ:ファイトナイト(FN)37大会>8日◇タイ・ルンピニースタジアム第2試合のフライ級(-135…

<ONEチャンピオンシップ:ファイトナイト(FN)37大会>8日◇タイ・ルンピニースタジアム

第2試合のフライ級(-135ポンド=約61.2キロ)ムエタイに“サイレント・スナイパー”内藤大樹(29=BELLWOOD FIGHT TEAM)が登場。強豪ナックロップ・フェアテックス(27=タイ)を相手に1回2分27秒、右フックを側頭部に当ててKO勝ちを果たした。

内藤はジョハン・エストゥピニャン戦に続く連勝で通算38勝(12KO)14敗。KO勝ちは19年10月のアレクシー・セレピソス(オーストラリア)戦以来、6年ぶりだった。内藤は試合後のマイクで「今までONEで判定が多くて、自分の中でノックアウトするのが課題だったんですけど、これが新しい“ニュー・タイキ・ナイトウ”だと思います」と胸を張った。

当初、ナックロップはジェイコブ・スミス(英国)と対戦する予定だった。だがスミスが負傷欠場となったため、内藤が急遽代役として出場することが決定した。そのため内藤は16日の「ONE173」(東京・有明アリーナ)には出場できない。それでも「日本の強い選手たちが新しくONEに参戦してきて、どうしてもそっちの選手たちが注目されがちだと思うんですけど、自分はもう6年くらい前からこのONEで戦ってきて、自分が日本の選手の中で1番ONEだと思ってるんで。必ず僕がチャンピオンになります」とプライドをのぞかせた。