<スペインリーグ:エルチェ1-1Rソシエダード>◇7日(日本時間8日)◇第12節◇エスタディオ・マヌエル・マルティネス・…

<スペインリーグ:エルチェ1-1Rソシエダード>◇7日(日本時間8日)◇第12節◇エスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロ

日本代表MF久保建英(24)の所属するレアル・ソシエダードは、敵地でエルチェと1-1で引き分けた。6試合ぶりに先発復帰しいた久保は後半19分までプレーした。

前半からボールを握られるも、守備ブロックを敷いて対抗。機を見てカウンターを仕掛ける展開で前半は0-0で折り返す。後半12分にクロスの対応ミスから失点。その後は攻め込むもゴールをこじ開けられない展開が続く。終盤に執念を見せる。43分に相手陣でボールを奪うと、ペナルティーエリア内に進入。FWサディクが見事なシュートフェイントで相手に倒されてPKを獲得し、エースFWオヤルサバルが冷静に仕留めて追いついた。そのまま試合終了。勝ち点1をつかんだ。

左足首痛の影響で出場機会が限られていた久保は、9月23日のマジョルカ戦以来、約1カ月半ぶりのスタメン。同6分にいきなりみせる。右サイドの裏に抜け出すと、ペナルティーエリア内まで運ぶ。シュートは防がれたが、その後、素早い切り替えで奪い返して再びゴール前に進入した。

最大のチャンスは25分。左サイドからのクロスにショートバウンドで合わせるハーフボレーでゴールを脅かした。相手GKのビッグセーブに阻まれたが、復調をうかがわせるシュートだった。後半9分には右サイドを突破して鋭いクロスから好機を演出。攻撃の中心としてチャンスメークした。同19分に途中交代した。

粘り強さを発揮したチームは、4戦無敗。第8節までに5敗を喫するなどスタートダッシュに失敗していたが、徐々に調子を取り戻しつつある。久保は10日から代表ウイークに突入。14日にガーナ戦(豊田ス)、18日にボリビア戦(国立)に臨む。