「大相撲九州場所」(9日初日、福岡国際センター) 取組編成会議が7日、福岡国際センターで開かれ、日本出身力士では199…

 「大相撲九州場所」(9日初日、福岡国際センター)

 取組編成会議が7日、福岡国際センターで開かれ、日本出身力士では1996年の貴乃花以来となる年間4度の優勝を目指す横綱大の里(25)=二所ノ関=は、初日に高安(田子ノ浦)、2日目に伯桜鵬(伊勢ケ浜)と対戦する。

 大の里は福岡市内の部屋宿舎で四股、てっぽうなどで体を動かした。ロンドン公演を経て、普段と異なる調整が求められる。一層大きくなった体で「初日に間に合うように。(やりたいことは)まあできたと思う」とうなずいた。

 取材後に相手は決まったが「相手どうこうでなく自分自身。やることをやって頑張る」と自然体を強調。高安には本割で3勝2敗、伯桜鵬には1勝2敗。決して得意ではない相手との序盤が連覇、29年ぶりの快挙へのカギとなりそうだ。