中日橋本侑樹投手(27)が7日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改し1200万円アップの3900万円でサイン…

中日橋本侑樹投手(27)が7日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改し1200万円アップの3900万円でサインした。

今季は3月の侍ジャパン強化試合に初招集され、開幕からも左のリリーフとして登板を重ねた。疲れもあり8月に3連敗するなど失速した。42試合に登板し2勝3敗12ホールド、防御率3・38だった。

そして、今季セ最多タイ46セーブを挙げた絶対的守護神の松山晋也投手(25)に対して大胆な宣戦布告も行った。「まずはセットアッパーを取って、松山には『クローザーを取りにいくぞ』言いました。松山は『かかってこい』と。切磋琢磨(せっさたくま)して、自分のレベルを上げて、最終的にはクローザーを狙いにいこうと」。自分の発言に責任を持つという意味も込めて、シーズン後に松山と食事した際に伝えた。

そのためにも、現在は直球の投げミスを減らすために投げ込みを続けている。この日は今キャンプ3回目で自身最多の150球すべて直球を投げ続けた。「下半身でしっかり移動できてバランスがよかった」といい感覚をつかみつつある。今季はプロ6年目でホールドがつく場面で投げる場面が一番多かった。さらに信頼を勝ち取り、来季は松山を脅かす存在となる。(金額は推定)