日本ハムのチーム最年長、宮西尚生投手(40)が7日、保有している海外フリーエージェント(FA)権を行使せず、19年目の来…
日本ハムのチーム最年長、宮西尚生投手(40)が7日、保有している海外フリーエージェント(FA)権を行使せず、19年目の来季もチームに残留することを表明した。この日エスコンフィールドで取材対応し「FAはせず、ファイターズで来季もプレーするということが今日、確実に決まりました。細かいことはまた後日」と話した。
41歳になる来季へ思うところもあった。「この年になって1年間戦えてないというところと年齢と言うところで契約して頂いている。自分自身の引き際との葛藤ですよね。そういう思いの丈を話した。FAどうこうというよりも、契約するかしないかというところを球団としっかり話をして、すごくありがたいうれしい言葉をかけてもらった。迷いもなく思い切っていける」と心境を口にした。
球団からは以下のような説明があった。「今年も戦力として契約している部分がすべて。来季も戦力として見ている。前半の活躍はしっかり評価しているし、来季もやってくれるからという思いがあるから契約している。変なことは考えなくていい」。戦力としての信頼は変わらず宮西は「そこで気持ち的にスッキリしました」と振り返った。
今季は31試合に登板し、防御率3・20、1勝1敗12ホールド。9月23日楽天戦(エスコンフィールド)ではNPB史上4人目の通算900試合登板を記録した。初登板からすべてリリーフでの900試合登板は史上初の偉業を打ち立てていた。CS前に登録を抹消されたが、精神的支柱として1軍に同行し、最後まで投手起用に尽力していた。来季については「もう選手として」と話した。