日本相撲協会は7日、九州場所(9日初日)に向けて会場となる福岡国際センターで取組編成会議を開き、初日、2日目の割を決めた…

日本相撲協会は7日、九州場所(9日初日)に向けて会場となる福岡国際センターで取組編成会議を開き、初日、2日目の割を決めた。横綱3場所目の大の里(25=二所ノ関)は、初日に小結高安と、優勝決定戦を含めて7度目の顔合わせとなることが決まった。高安との過去6度の対戦は、大の里の4勝2敗。3月春場所の優勝決定戦から4連勝しているが、初顔合わせからは2連敗している大関経験者だ。2日目は東前頭筆頭伯桜鵬との対戦が決定。伯桜鵬には過去1勝2敗、現在は連敗中で2場所連続で金星を配給している。横綱として初優勝した先場所に続く2場所連続通算6度目、今年4度目の優勝を目指す場所は、難敵との連戦から始まることになった。

横綱豊昇龍(26=立浪)は、初日に伯桜鵬、2日目に小結隆の勝と対戦することが決まった。伯桜鵬とは4度目の顔合わせで、過去3度の対戦成績は豊昇龍の全勝。隆の勝とは12度目の顔合わせで、過去11度の対戦成績は8勝3敗となっている。先場所は優勝決定戦で敗れているだけに、雪辱を期して5場所ぶり通算3度目、横綱として初優勝を狙う。

先場所途中休場の大関琴桜は、初日に西前頭筆頭若隆景、2日目に東前頭2枚目霧島と対戦。新関脇の安青錦は、初日に霧島、2日目に西前頭2枚目若元春と対戦することが決まった。