大相撲の横綱大の里(25=二所ノ関)は7日、九州場所(9日初日、福岡国際センター)に向け、福岡市の部屋で、相撲を取る稽古…
大相撲の横綱大の里(25=二所ノ関)は7日、九州場所(9日初日、福岡国際センター)に向け、福岡市の部屋で、相撲を取る稽古は行わず、四股、すり足、てっぽうの基礎運動などで汗を流した。
昇進2場所目だった先場所は、横綱として初優勝。今場所は2場所連続通算6度目、今年4度目の優勝を目指す場所となる。稽古後、取材に応じた大の里は「初日に間に合うように、しっかり準備しようと思います」と、冷静な口調で話した。
この日の取組編成会議で初日は小結高安、2日目は東前頭筆頭伯桜鵬と対戦することが決まった。高安には、初顔合わせから2連敗し、優勝決定戦で顔を合わせたことがあり、伯桜鵬には直近2連敗中。どちらも一筋縄ではいかない相手だが「相手どうこうではなく、自分自身、しっかりと、やるべきことをやって頑張りたい」と、九州場所初優勝への思いを強めていた。