全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)が今月23日、宮城県の松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台の全…

全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)が今月23日、宮城県の松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台の全6区間(42・195キロ)で行われる。出場24チームのエントリー選手が6日、発表された。

前回大会で4年ぶり4度目の優勝を飾ったJP日本郵政グループは、9月の世界選手権東京大会1万メートル6位入賞の廣中璃梨佳(りりか)を登録。ベテランの鈴木亜由子、前回2区区間2位の牛佳慧(ぎゅう・かえ)、前回6区区間賞の太田琴菜らもメンバー入りした。

前回2位の積水化学は、世界選手権5000メートル代表の山本有真(ゆま)、同マラソン代表の佐藤早也伽(さやか)、ベテランの新谷仁美らが登録。2年ぶり3度目の王座奪還を狙う。

大塚製薬は今秋の世界選手権マラソン7位入賞の小林香菜を登録。しまむらは同代表の安藤友香、天満屋は同日本記録保持者の前田穂南(ほなみ)が入った。

その他の有力選手では、パリ五輪5000代表の樺沢和佳奈(三井住友海上)、8月のシドニーマラソン6位の細田あい(エディオン)、マラソンで五輪2大会出場の一山麻緒(資生堂)、10月のプリンセス駅伝3区区間賞の伊澤菜々花(スターツ)、女子3000メートル障害日本記録保持者の斎藤みう(パナソニック)らが名を連ねた。

三井住友海上のルーキーで1万メートル日本歴代3位の不破聖衣来(せいら)もメンバー入り。プリンセス駅伝は補欠登録で出走はならなかったが、実業団での駅伝デビューに注目が集まる。