オリックス森友哉捕手(30)が原点回帰の「アベレージヒッター」宣言だ。6日に始まった高知での秋季キャンプに志願参加。初日…
オリックス森友哉捕手(30)が原点回帰の「アベレージヒッター」宣言だ。6日に始まった高知での秋季キャンプに志願参加。初日からランチ特打で45スイング。鋭い打球で2連発を含む8本の柵越えと快音を続けた。だが、「僕はホームランバッターじゃないと再確認できてよかった」とうなずいた。
今季は故障の影響で50試合出場にとどまり、打率2割5厘。1本塁打、14打点は12年目で自己最少となった。西武時代の19年に打率3割2分9厘で首位打者を獲得した男は自らの打撃スタイルを見つめ直す。「ここ最近、長打を欲しがっていた部分は多少あるのかなと。ヒットの延長がホームランというのが理想」。若手中心の秋季キャンプでこの日は打撃に加えて捕球、送球、走塁練習などフルメニューを消化。泥だらけのユニホームで球場を後にした。来季の巻き返しへ、徹底的に鍛え抜く。