J3アスルクラロ沼津は、9日にアウェーで琉球と対戦する。直近4戦未勝利(1分け3敗)で迎える一戦。ここまで全34試合に出…

J3アスルクラロ沼津は、9日にアウェーで琉球と対戦する。直近4戦未勝利(1分け3敗)で迎える一戦。ここまで全34試合に出場して、チーム最多7得点を挙げているMF柳町魁耀(かいよう、23)は「疲れもあるけど、そんなことは言ってられない。気持ちで戦いたい」と闘志を燃やしている。

J2水戸から加入2年目。トップスコアラーとして攻撃をけん引する一方で、ゴールを挙げた7試合の戦績は2勝1分け4敗と、なかなか勝利に結びつかない状況が続く。「もっと得点も必要。結果だけでなく、守備も含めてチームを勝たせる選手になりたい」。練習が公開された5日も、引き締まった表情で全てのメニューをこなした。

対する琉球には、ホームで迎えた6月の前回対戦で0-2と敗戦。柳町は「1人1人の能力が高く、うまい選手が多い印象。どれだけ粘り強く戦えるかだと思う」と警戒を強める。

チームは現在、19位讃岐と勝ち点6差の最下位。J3生き残りを懸け、残り4試合で勝ち点を積み上げていくしかない。「讃岐との直接対決がある最終節まで、どれだけ差を縮められるか。勝ち点3を取るしかない。そこに向けて準備をしたい」。2戦ぶりのゴール、そして前線からの守備。5戦ぶりの白星を目指してフル回転する。【前田和哉】