<フィギュアスケート:西日本選手権>◇3日◇最終日◇滋賀・木下カンセーアイスアリーナ◇ジュニア男子フリーショートプログラ…

<フィギュアスケート:西日本選手権>◇3日◇最終日◇滋賀・木下カンセーアイスアリーナ◇ジュニア男子フリー

ショートプログラム(SP)首位の高橋星名(せな、15=木下アカデミー)が2連覇を飾った。

フリーもトップの136・32点を記録し、合計206・47点。冒頭の4回転サルコーが2回転、続く3回転ルッツで転倒するミスがあったが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)2本成功などでまとめて「焦っていたけれど、その後で(3回転半を)2本降りられたのは収穫。4回転を失敗しても、その後を安定させる練習をしていたので、その成果が出たと思います」と前向きに振り返った。

2位は岡崎隼士(14=岡山・蒼明学院中)で、自身初の200点台となる合計202・37点。3回転半までのジャンプ7本を全て成功させて「正直こんなに点が出ると思っていなかった。自己ベストを2~3点ぐらい更新できたらうれしいぐらいだったので、まだ実感が湧かないです。自分でも信じられない」と約16点の更新を喜んだ。

3位には合計188・65点で田内誠悟(17=星槎国際名古屋)が入った。今シーズン前からカナダ・トロントに拠点を移し、羽生結弦さんらを担当してきたブライアン・オーサー・コーチらの指導を受けている。

全日本ジュニア選手権(22~24日、東京辰巳アイスアリーナ)にはオーサー・コーチが同行予定といい「今日みたいな演技ではダメ。全日本ジュニアにブライアンが来て(推薦で)全日本シニア(12月、東京・代々木第一体育館)に行けたら、またブライアンが来てくれる。全日本にブライアンを連れて行きます!」と力強く誓った。【松本航】