ソフトバンク板東湧梧投手(29)が27日、球団から来季の契約を結ばないことを通達された。みずほペイペイドーム内の球団事務…
ソフトバンク板東湧梧投手(29)が27日、球団から来季の契約を結ばないことを通達された。みずほペイペイドーム内の球団事務所を訪れた右腕は「覚悟はしていたので。この時が来たかという感じです」と振り返った。
18年ドラフト4位でJR東日本から入団した。プロ7年目の今季はウエスタン・リーグで9勝(2敗)を挙げ、リーグトップの防御率2・48をマーク。好成績を残すも、2年連続で1軍登板なしに終わっていた。「1軍の舞台で投げることを目標にやっていたんですけど、なかなかうまくいかなくて…。悔しい気持ちが一番強かったですけど、気持ちを切らさずにやれたなと思います」と話した。
21年には自己最多44試合に登板。22年、23年は先発と中継ぎの両輪で奮闘した。さらに、ホークスファンから高い人気も誇っていた。
今後は現役続行を希望。トライアウトを受ける予定で「『野球をしたい』なという気持ちが強く残っているというか…。このままでは終われない、終わりたくない気持ちが強い。できるところがあれば野球をやりたいと思います。新たなスタートとも捉えられると思うので、前を向いて進んでいきたい」と力を込めた。NPB球団を第一に考え、「そうじゃなくても広い視野で考えたいです」と話した。