日本最高峰の格闘技イベントRIZINは18日、都内で「RIZINランドマーク12神戸大会」(11月3日、兵庫・GLION…

日本最高峰の格闘技イベントRIZINは18日、都内で「RIZINランドマーク12神戸大会」(11月3日、兵庫・GLIONアリーナ神戸)に向けた合同公開練習を行った。

バンタム級(-61キロ)MMA5分3回で鹿志村仁之介(24=Battle-Box)と戦う安井飛馬(24=ジャパン・トップチーム)は、前回会見時に「柔術の世界王者にもあまり負けない」という発言をして「世界王者って誰?」と界隈をざわつかせていた。

さらに安井はXに「RIZIN公開練習の時に柔術世界チャンピオン連れてこよかな」と書き込んで期待をあおった。しかし安井がこの日、パートナーとして連れてきたのはBreakingDown(ブレイキングダウン)で戦う10人ニキだった。

鹿志村はイゴール・タナベと流れるような柔術のスパーを披露した一方で、安井の方はといえば、リアネイキッドチョークを極められ、苦しそうな表情をする10人ニキの姿だけが印象に残ってしまった。

安井の練習を見た感想について聞かれた鹿志村は「あんま見てなかったんで、ちょっと分かんないです」とにべもない返事。一方、安井は「今回、寝技の対策をしっかりとって、自分のポテンシャルを最大限まで生かしてきたので、絶対勝てるだろうなと思っています」と話したが、10人ニキが相手ではポテンシャルの程度も知る由はなかった。