<東都大学野球:中大5-0駒大>◇第4週第2日◇15日◇神宮中大が駒大に連勝し、勝ち点を獲得した。先発を託された山口謙作…
<東都大学野球:中大5-0駒大>◇第4週第2日◇15日◇神宮
中大が駒大に連勝し、勝ち点を獲得した。
先発を託された山口謙作投手(4年=上田西)は立ち上がりから抜群の制球力を見せた。直球、スライダー、チェンジアップをコースへ丁寧に投げ分け、許した走者は2人だけ。「1人1人思い切ってバッターに向かっていけた」。9回2安打でリーグ戦初完投初完封を決め「1度は完封してみたかった。うれしかった」と笑顔で振り返った。
打線は4番が仕事をした。繁永晟内野手(4年=大阪桐蔭)は、初回2死二塁、右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制点をもたらすと、4-0の7回には1死三塁から、直球を右前へ運んだ。「最近は引っ張りのイメージになっていたので、練習から逆方向を徹底していた」と意識通りコースに逆らわない打撃で結果を残した。
清水達也監督(61)は「駒大戦は重要だった。(山口は)本当に頼もしかった」と好投した左腕をたたえた。