◇国内女子◇富士通レディース 事前情報◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6697yd(パー72)1983年から続く…

古江彩佳はホステス大会(写真は2025年スタンレーレディスホンダ)

◇国内女子◇富士通レディース 事前情報◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6697yd(パー72)

1983年から続く伝統の3日間大会が17日(金)に開幕する。賞金総額1億円(優勝1800万円)をかけて96人が出場し、2日目を終えて50位タイまでの選手が最終日の決勝ラウンドに進む。また、今大会終了時点のメルセデスランキングを基準に上位35人(米ツアーで出場資格を得ている選手を除く)が日本開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」(11月6日~/滋賀・瀬田GC 北コース)の出場権を手にする。

前年大会を制した山下美夢有は今季から米ツアーに戦いの場を移して不在。その山下にプレーオフで敗れた古江彩佳は、米参戦後も出場を欠かさないホステス大会に今年も帰ってきた。2019年のアマチュアVから始まった当地での戦績は過去6度で優勝3回、2位2回と圧倒的な強さを誇る。ツアー制以降の日本人最多に並ぶ同一大会4勝目、何より今季初タイトルへ、国内ツアーで直近2週連続トップ10入りと流れも悪くない。

昨年は山下美夢有が制した

米ツアーメンバーでは、ともにポイントランキングでアジアシリーズの出場枠に届かなかった渋野日向子西村優菜もエントリーした。渋野は過去唯一の大会参戦だった2021年に3位(最終ラウンドが雨で中止され、首位で並んだ古江と勝みなみのプレーオフのみ実施)、3年ぶり6度目の出場となる西村は20年に4位に入った。

コースは最終18番パー4が名物ホール。昨年大会は3日間の平均スコア「4.321」を記録して最も難しかった。左手前のガードバンカーのあごが高さ1.5mほどの“壁”になっており、前年も国内プロデビュー戦だった馬場咲希「8」をたたいた

初日の組み合わせが発表され、古江は菅楓華堀琴音と午前9時50分にスタートする。渋野は神谷そら永峰咲希とのペアリング。西村は菅沼菜々渡邉彩香と回る。

<主な出場予定選手>
青木瀬令奈荒木優奈入谷響柏原明日架金澤志奈神谷そら河本結桑木志帆佐久間朱莉渋野日向子菅楓華菅沼菜々鈴木愛高橋彩華永峰咲希西村優菜藤田さいき古江彩佳堀琴音安田祐香渡邉彩香